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導入事例|金融会社(不動産担保融資)

Excelと目視の入金照合・審査・契約書を、専用アプリとAIで。
月271時間の業務が、15時間に。

首都圏で不動産担保融資を専門に行う金融会社(社員10名、開発期間1ヶ月)

年間 約768万円 分の業務が、なくなりました。
導入前
月 271時間
導入後
月 15時間
94%減フルタイム社員 1.7人分手戻り確認 8割減
この導入事例のポイント

3行でわかる、この導入事例

  1. 顧客管理アプリは、AIを使った開発で1ヶ月で作りました
  2. 毎月100件の入金照合が、照合できなかった分を確認するだけになりました
  3. お金を扱う業務なので、審査の最終判断や契約書の最終確認は人に残しています
お客様

どんな会社か

業種
不動産担保融資を専門に行う金融会社(首都圏)
規模
社員10名。管理中の貸付契100件、問い合わせ月20件、成約月10件ほど
特徴
貸付の原資を調達契約で手当てしているため、貸付と調達の紐づけ管理が欠かせない
使っていたもの
顧客情報・契約・返済の管理はExcelと目視
経緯

最初のご相談から、ここまで

  1. お金の確認が、特定の担当者頼み

    顧客情報も契約も返済もExcelと目視で回しており、お金の確認が特定の担当者の経験に頼っていました。ここを人の目に頼らない形にするため、専用の顧客管理アプリを作ることにしました。

  2. 1ヶ月で、専用の顧客管理アプリを

    AIを使った開発で、1ヶ月で作りました。契約者(法人・個人事業主・個人)、貸付契約、調達契約、仲介会社との契約を1つのアプリで管理します。

  3. 使いながら、必要な画面を追加

    完済した契約を集計から外し、今の貸付残高の合計と件数を見たいというご要望に、「現在貸付あり」の絞り込みと残高合計の画面を追加しました。

  4. 業務の流れ全体と、周りの業務へ

    審査・契約書・弁済明細・入金照合・未入金の連絡・調達との紐づけ・顧客書類の管理をアプリの中で回せるようにし、その後、帳簿や報告書の作成、記事の下書き、問い合わせの一次対応、Web申込の取り込みにもAIを広げました。

着手前の課題

何に困っていたか

  • 顧客・契約顧客情報はExcel。契約書も弁済明細も、全顧客分を手作業で作成していた
  • 返済銀行の明細とExcelの契約情報を、事務員が目で見比べて照合。未入金のお客様には、手動でメールや電話をしていた
  • 調達貸付と、その原資になる調達契約の紐づけもExcel。事故が起きやすく、担当者が時間をかけて確認していた

お金に関わる確認が、特定の担当者の経験と目に頼る運用になっていました。これらに毎月271時間かかっていました。

作ったもの

何を作ったか

申込の受付から、問い合わせ対応、審査、契約、返済の管理、未入金の対応までの流れを、専用の顧客管理アプリ1つにつなぎました。

審査:一次審査とサマリはAIが作成

AIが一次審査と審査内容のサマリを作り、担当者は最終確認をするだけになりました。

1件4時間 → 15分

契約書・弁済明細:データから自動で作成

契約書はアプリのデータからAIが作成し、担当者は確認するだけ。弁済明細は自動で作られ、そのまま電子契約まで進められます。

契約書 1件3時間 → 10分(確認のみ)

入金照合:合わないものだけを確認

入金データをAIが取り込み、お客様ごとの弁済予定と自動で照合します。担当者は、照合できなかった分だけを確認します。

月33時間(1件20分×100件) → 月15分

未入金の連絡と、調達契約との紐づけ

未入金のお客様には、リマインドのメールを自動で送ります。貸付契約と調達契約はアプリの中で紐づけ、事故が最も起きやすかった部分から人の目視をなくしました。

調達契約との紐づけ 月10時間 → 1時間

顧客書類:お客様ごとに一元管理

契約書、担保の書類、本人確認書類などを、お客様に紐づけて管理。探す時間がほとんどなくなりました。

月10時間 → 15分

周りの業務にも、AIを

  • 帳簿・報告書の作成 月20時間 → 月1時間
  • 記事の下書き 1本4時間 → 30分
  • 問い合わせの一次対応 1件30分 → 5分
  • Web申込の取り込み 1件20分の転記 → 2分の確認
  • 延滞の兆しを、返済状況からAIが早めに知らせる
品質と設計の工夫

AIに任せること、人が決めること

お金を扱う業務なので、AIに任せることと人が判断することを、はっきり分けました。その結果、ミスによる手戻り確認は8割減っています。

AIに任せたこと

  • 一次審査と審査サマリの作成
  • 契約書・弁済明細の作成
  • 入金の照合
  • 未入金のリマインドの送信

人が判断すること

  • 審査の最終判断
  • 契約書の最終確認
  • 照合できなかった入金の確認
数字で見る成果

業務ごとの時間の変化

業務導入前(月)導入後(月)
専用アプリ
審査80時間5時間
弁済明細の作成50時間1時間
入金照合33時間15分
契約書の作成30時間1.7時間
調達契約との紐づけ10時間1時間
顧客書類の検索・管理10時間15分
未入金のリマインド5時間30分
周りの業務
帳簿・報告書の作成20時間1時間
記事の下書き作成16時間2時間
問い合わせの一次対応10時間1.7時間
Web申込の取り込み6.7時間40分
合計271時間15時間
月256時間の削減(94%減)
月の削減256時間
年間の削減3,070時間
人件費換算(年)約768万円
フルタイム社員1.7人分

時間以外にも、ミスによる手戻り確認が8割減りました。延滞の兆しの検知は以前できていなかった業務なので、削減時間には含めていません。

算出条件:管理中の貸付契100件、審査 月20件、問い合わせ 月20件、成約 月10件、未入金 月10件、記事 月4本、時給2,500円(社会保険料込み)。金額は削減時間を人件費に換算したものです。

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