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導入事例|造園・剪定会社(剪定・盆栽のリース)

紙とExcelに分かれていた管理を、1つの社内ポータルに。
月208時間の業務が、
18時間に。

造園・剪定会社(剪定作業・作業車両の運用・盆栽のリース、社員40名)

年間 約572万円 分の業務が、なくなりました。
導入前
月 208時間
導入後
月 18時間
92%減フルタイム社員 1.2人分請求漏れ ゼロ
この導入事例のポイント

3行でわかる、この導入事例

  1. 剪定の案件・原価・請求から、安全確認シート・勤怠・車両点検・盆栽のリースまで、紙とExcelの管理を1つの社内ポータルにまとめました
  2. 作業員の稼働・経費・燃料費から、案件ごとの利益と利益率が自動で出るようになりました
  3. 過去の記録を全件移してから切り替え、導入初日から本番のデータで使える状態にしました
お客様

どんな会社か

業種
自治体・法人・個人から剪定作業を請け負い、盆栽のリースも行う造園・剪定会社
規模
社員40名(現場メンバー36名)、作業車両21台
現場
高い所での作業や機械を使う作業が多く、毎日の安全確認と車両の点検が欠かせない
使っていたもの
案件・作業・原価・安全書類・車両点検・勤怠を、すべて紙とExcelで管理
経緯

最初のご相談から、ここまで

  1. 最初のご相談は「データを整理したい」

    案件管理をExcelと紙で行っていて、二重入力や確認漏れ、連携漏れが多発し、事故や手戻りも多い状態でした。まずはこのデータを整理したい、というご相談から始まりました。

  2. 案件だけでなく、管理全体が紙とExcelに

    お話を伺うと、原価・安全確認シート・車両点検・勤怠も別々の紙やExcelに散らばり、案件の利益は書類を集めて手作業で計算しないと分からない状態でした。

  3. 部分的ではなく、まとめて切り替える

    一部だけを置き換えるのではなく、社内の管理業務をまとめて設計し、一気に切り替えられる形にしました。画面は先方の公式HPのデザインに合わせ、社員が違和感なく使えるようにしています。

  4. 過去の記録を、全件移してから本番へ

    「新しい社内ポータルに入力し直す」負担をなくすため、案件368件、作業1,938件、安全確認シート1,665件、写真841枚などをすべて取り込んでから切り替えました。

  5. 使いながら、現場の声で改善

    現場からの要望で、毎朝の乗車前点検を追加しました。データ量の増加に合わせてサーバーも増強し、安定して使える体制にしています。

着手前の課題

何に困っていたか

  • お金案件ごとの売上・原価・利益は、書類を集めて手作業で計算しないと分からなかった
  • お金請求済みかどうかの管理が担当者頼みで、請求漏れや二重確認の手間が出やすかった
  • 現場の書類作業前の安全確認シートや車両の点検表が紙で、保管・検索・上長の確認が大変だった
  • 現場の書類作業前後の写真が個人のスマホやフォルダに散らばり、案件と紐づいていなかった
  • 人と車勤怠が紙と自己申告で、全員分をまとめて確認しづらかった
  • 人と車車検期限など作業車両の管理が、個人の記憶やカレンダー頼みだった

これらの管理業務に、毎月208時間かかっていました。

作ったもの

何を作ったか

現場の入力から請求・利益の集計まで、9つの業務を1つの社内ポータルで完結させました。写真と資料は、社員が普段から使っているGoogle Driveに保存しています。

案件と作業を、1つの台帳に

剪定の案件ごとに、状況(見積り済→作業中→作業済→請求済)、受注日、発注元、納期を管理。1つの案件に複数回の作業を登録でき、資料ファイルも添付できます。

作業1件の登録 15分 → 5分

稼働・経費・燃料費から、利益率を自動で計算

  • 作業ごとに作業員と人数・日数を登録すると、作業員ごとの単価から原価を自動で計算(41名分の単価を管理)
  • 経費は日付・項目・金額・領収書を作業ごとに記録
  • 燃料費は、ガソリン・軽油それぞれの走行距離から自動で計算
  • 利益と利益率を、日別・月別・発注元別・担当者別にすぐ確認できる

原価の計算 1件60分 → 5分。月末に全案件をまとめ直す作業(月8時間)もなくなりました

請求を状況で管理し、まとめて請求済に

作業ごとに請求日と状況を管理し、請求済への変更はまとめて一括で反映できます。未請求の作業は一覧でひと目で分かります。

月17時間 → 1時間。請求漏れはゼロになりました

作業前の安全確認シートを、上長の評価まで

高い所での作業や機械を使う剪定の現場では、作業を始める前に「その日の作業でどんな危険があるか」と「その対策」を書き出します。紙で作成・保管していたものを、社内ポータルで完結できるようにしました。

  • 日付、作業時間、作成者、安全責任者、作業内容と手順を記録
  • 予想される危険と対策を5項目まで記入
  • 上長が点数とコメントで評価
  • 過去1,665件も移行済みで、いつでも検索できる

1件30分 → 5分

作業車両21台の点検を、車種別にスマホで

  • 一般車、ダンプ、ごみ収集車、クレーン付きトラック、コンテナ専用車の種類別に管理し、車検期限も社内ポータルで管理
  • 毎朝の乗車前点検:オイルや冷却水の確認
  • 週次点検:共通の項目に加え、荷台の上げ下げ、クレーンのワイヤー、緊急停止ボタンなど車種ごとの項目
  • 月次点検:前後左右からの車両写真と、破損箇所の写真

点検表の回収・確認・保管 月13時間 → 2時間

剪定前後の写真を、作業ごとに

作業ごとに剪定前と剪定後の写真を登録。写真はGoogle Driveに保存され、社内ポータル上でそのまま表示されます。過去の写真841枚も移行し、案件に紐づけて見られます。

写真集め 1件30分 → 1分

打刻と休憩を記録し、全員の勤怠を一覧に

出勤・退勤の打刻は時刻と場所を記録し、休憩の開始・終了は何回でも記録できます。全員の勤怠を一覧で確認できます。

集計と転記 1人あたり月1.5時間 → 一覧を見るだけ

盆栽のリースも、同じ社内ポータルで

  • 盆栽の台帳(樹種、写真、樹齢、購入日、購入価格、来歴)
  • 手入れと植え替えの記録
  • リース先、開始日・終了日、月額

剪定とリースで別々のツールを使い分けることなく、会社のすべての事業を1つの社内ポータルで管理しています。

品質と設計の工夫

ITに慣れていない現場でも、止まらない作りに

  • 権限は「管理者」と「メンバー」の2種類だけ。管理者は社内ポータル内のメンバー一覧から追加できる
  • 安全確認シートの上長記入、全員の勤怠の閲覧、請求済への一括変更などは全員が実行でき、「権限がなくて進めない」をなくした
  • 誰が・いつ・どのデータを・どう変えたかを、変更前と変更後まで自動で記録
  • 写真は社員全員がすでに使っているGoogle Driveに保存し、新しい保存先の契約をなくした
数字で見る成果

業務ごとの時間の変化

業務導入前(月)導入後(月)1件あたり
案件・作業の台帳登録12.5時間4時間作業50件×15分 → 5分
原価集計・利益率計算58時間4時間50件×60分+月末の集計8時間 → 50件×5分
請求管理17時間1時間50件×20分 → 一括変更
安全確認シートの作成・確認・保管22.5時間4時間45件×30分 → 5分
作業写真の回収・整理25時間1時間50件×30分 → 1分
勤怠の集計・転記54時間1時間36名×1.5時間 → 一覧で確認
車両点検表の回収・確認・保管13時間2時間週次90件×5分+月次21件×15分
過去記録・書類の探し物7時間1時間月20回×20分 → 2分
合計208時間18時間月190時間の削減(92%減)
月の削減190時間
年間の削減2,290時間
人件費換算(年)約572万円
フルタイム社員1.2人分

時間以外にも、請求漏れがゼロになりました。案件ごとの利益率がすぐに分かり、安全確認シートや車両点検の記録もいつでも探せるようになりました。

算出条件:社員40名(現場メンバー36名)、剪定作業 月50件、作業前の安全確認シート 月45件、作業車両21台(週次点検 月90件・月次点検 月21件)、時給2,500円、フルタイム1人 月160時間。金額は削減時間を人件費に換算したものです。

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